チーム赤塚は・・・

板橋区赤塚地区を拠点に活動する地域密着型のNPO法人です。

チーム赤塚における事業評価の考え方と方法

1.PDCAサイクルに基づく事業経営

 特定非営利活動法人チーム赤塚(以下、「チーム赤塚」と表記します。)では、事業の企画・実施にあたって、PDCAサイクルを採用しています。PDCAサイクルとは、Plan(企画)、Do(実行)、Check(事業評価)、Action(改善)を一連の流れとして行うことにより、目標に向かって効果的な事業経営を行う手法のことです。

2.「育ち」、「にぎわい」、「つながり」、「地域ブランド力向上」の視点

 事業評価にあたっては、下表の4つの視点を大切にしています。これは、チーム赤塚が小学校のおやじの会のメンバーを中心に発足したことに由来しています。
 また、地元赤塚の将来像として、地域が参画することによって高い水準の教育や子育てが行われ、元気な商店街があり、町会・自治会等による活動が盛んなまちにすること、さらにその結果、ふるさと赤塚に誇りを持ち、みんなが住みたくなるまちの実現をめざしていることを示しています。

3.要素の複合化による新たな価値の創造

 事業実施の際には、上記の4つの視点がなるべく多く含まれるように努めています。たとえば、小学校を舞台とした事業では、「そだち」(教育・子育て)のみならず、いかにして「にぎわい」(商店街活性化)や「つながり」(地域コミュニティ振興)の要素を高めていけるかを考えます。
 まちづくりの地域資源(ヒト・モノ・カネ)は限られており、新たな事業を興すことは容易ではありません。既存の事業・取組の可能性を豊かにし、人材をつなげることによって新たな価値を生み出していくことがチーム赤塚の活動の特徴といえます。

活動方針

(1)広報体制の強化

チーム赤塚の活動をさらに多くの方に広めるため、ホームページの開設など広報体制の強化を図ります。

(2)「赤塚衆」の育成

チーム赤塚の地域内外の認知度が高まるにつれて、今後、地域行事の手伝いなどへの協力依頼が増えていくことが予想されます。
そのため、チーム赤塚の活動に理解・共感し、ご協力いただける人材(「赤塚衆」)の育成に着手します。

(3)組織としての体制強化

チーム赤塚が「地元密着型中間支援組織」として継続的に活動していける組織となるため、組織機構の機能強化を図ります。
また、将来的な組織の在り方と実現のための道筋を検討していきます。

(4)地域的な広がりのある活動の展開

チーム赤塚の活動の舞台を赤塚地域全般に広げていきます。特に、近隣小中学校のPTAやおやじの会との連携の強化に努めます。

(5)「地元密着型中間支援組織」としての機能の強化

チーム赤塚は、これまで町内会・自治会や商店会との関係づくりを行うため「応援団」を積極的に行ってきました。
今後は、「地元密着型中間支援組織」として地域のニーズを見極め、問題解決のお役に立てるよう努めます。

(6)他地域への波及支援

チーム赤塚をモデルとして、他地域においても地元密着型中間支援組織による活動が広がっていけるよう、様々な支援を行います。

事業計画

(1)重点事業

重点事業とは、本年度に具体的に成果を求める事業です。

①いたばしプロレスリングの誘致

いたばしプロレスリングは「地元板橋に元気と笑顔を!」をモットーにプロレスを通じてより良いコミュニティーの形成を目指しています。
赤塚地域に「いたばしプロレス」を読んで興行する取組を通じて、地域の活性化を図ると共に、下赤塚小学校、赤塚小学校及び赤塚新町小学校を始めとして、地域のつながりづくりを進めます。

②地域における SDGs の展開

SDGs は「Sustenable Development Goals:持続可能な開発目標」の略称で、持続可能な世界を目指すための 17 のゴールから構成されています。
板橋区では、令和元年 11 月に「SDGsいたばしネットワーク」が結成され、このうち成増・赤塚・徳丸地区ブロックにチーム赤塚の正会員が数名参加していますが、これまでチーム赤塚は組織としてSDGsとの関わりはありません。
これからの地域づくりにおいて、地域で発生する様々な課題が世界の課題とつながっていることを意識してしていくことは大切と考えられます。
今後は、「SDGsいたばしネットワーク」に参加し、成増・赤塚・徳丸地域における草の根からの SDGsの取組を進めます。

(2)継続事業等

重点事業ではないものの、チーム赤塚として継続的に行う事業です。

①「寺子屋冒険教室」の運営
  • 学校との関係を強化するとともに、教育資源として「冒険教室」の経験の蓄積や、他事業への活用を図るため、下赤塚小学校寺子屋教室の講座の一つとして「冒険教室」運営します。
②「赤塚ののぽん」及び「おいでよ♪赤塚~トカイナカ~」の普及
  • 「赤塚ののぽん」については、着ぐるみ及びキャラクターデザインの管理を行います。
  • 赤塚応援ソング「おいでよ♪赤塚~トカイナカ~」ついても、積極的に普及を図ります。
③各種イベント等への参加
  • 他団体が実施するイベント等について、今後とも継続的に参加します。